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2007年12月19日 (水)

著作権

「DRMが普及し、補償金がなくなる未来」を文化庁が提示

最近著作権関係の話題がいくあるんですが、現行法では進化するネット(と言えばいいのか?)に対応できないので、それはいいことだと思うが、あまりに権利者を優遇していると批判も浴びてる。(彼らにはそんなことより金だろうが)

こんなことしてもCDの売り上げは上がらないことに気がつかない人達。

DRMがあるなら保証金は払いたくない。DRMがないのなら補償金は払っても良いのではないか?

個人的には、著作者には金を払うが「管理」者には払いたくない。なんとかそういうシステムにならないのかな?

「Mac Peaple」に津田委員のコラムがあり、海外では、ネットで販売を始めた有名ミュージシャンもいることが紹介されていた。すでに大物ミュージシャンもレコード会社離れが始まっているようだ。
レディオヘッド、新作はダウンロード販売 「価格はあなた次第」

またこういう動きも。
一青窈、クリスマス・プレゼントに新曲を無料配信

音楽というのは、広く、皆に広まっていくのが理想。たくさんの人に楽曲を聴いてもらう。そしてライブパフォーマンスで収益を得る。というやり方のようですが、どうも権利をたてに「囲い込み」たがる人が多すぎる。

自分で買ったCDの曲をiPodに入れるのに「金払え!」というのはミュージシャンの意見なのか?

権利者側の代表の日本芸能実演家団体協議会常任理事の椎名和夫氏というのは、有名なギタリストだそうです。でもこの人「CDを売っても編集する権利を売った覚えは無い」という発言を聞いて、絶対この人がギター弾いてるCDは買いたくないし聴きたくも無いと思いました。

そういえば、「録画したドラマからCMをカットして編集するのは著作権的に問題」といった発言をしたフジテレビ社長を思い出しました。

CPRM(コピワン)という著作権管理でコピー制限がないとテレビにコンテンツが集まらない、というテレビ局側の説がありますが、果たしてそうでしょうか。そんなこと言って出演拒否、映像の放送を拒否するものは排除すればいいのではないですか? そういうことに関係なく、テレビに出たい人はいくらでもいます。仮にジャニーズがテレビから消えても誰も困らないし、質が落ちるとも思えません。困るのは自分たちを表出する最大のメディアを失った権利者だけでしょう。

まあ、映画の放送や、最近はどんなに視聴率が悪くともDVD化するドラマが問題でしょうね。でもレンタルだってあるし。ドラマも「コピワンとか関係ない」という制作者や出演者も絶対いると思います。評論家の小寺さんによると、そもそも、コンテンツに関係なく一律にコピワンしてるのは、放送局側の「都合」なわけで、やろうと思えばニュースやワイドショー、バラエティなんてコピー制御無しだってできるそうですから。CMなんて「たくさん見てもらうためのもの」なのにコピーガードするのって変ですよね。

なぜ「日本だけが」こんなコピワンなんて続けているのか・・・??

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コメント

>DRMがあるなら保証金は払いたくない。
>DRMがないのなら補償金は払っても良いのではないか?

保証(請け負う)金と補償(損害を償う)金は、
二文字違いですが、持つ意味はまるで異なります。
そして、誰が主導権を握っている(形)かという、
制度設計経緯が「補償」金の背景にはあります。
http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0509/20/news002_2.html

東芝のハイデフセルソフト孤軍奮闘や、
コピーワンス運用を誰が決めた?という話に通じますが、
既に著作物(なりパテント)を飯の種にしている
商用著作物に対する著作権者間による、民民規制に
国内行政も寄りかかって
最終責任者不在の共犯関係になっています。

そして、あえてはっきり言えば、
BtoB(BはBusiness)における優劣関係をひたすら延長拡大した果てに、
BtoC(CはConsumer)の関係も位置づけようという、
日本流に狭小運用されたプロコピーライト論が、
いま大手を振って演出され、立法措置をも狙っている段階なのでしょう。

http://blogmag.ascii.jp/kodera/2007/12/22085602.html

これに対し、CもBの手法(弁護士雇って提訴)を
取れば良いというのが欧米流ですが、
そうできる背景には、例えばパソコンのVistaCapable表記の不十分性を指摘して、
個人がMicrosoft相手に勝訴してしまえるだけの、
歴史ある、エンドユーザーからの異議申し立て手段としての、
当該国内における訴訟制度運用があります。

逆に日本国内で、個人が企業相手に同じ反撃を企画したとなると、
薬害肝炎訴訟なみに
提訴者は人生棒に振る必要が出てきます。
それでは結果にたどり着いても、
直接当事者の献身と、間接当事者の無関心の二極に至るだけで、
やはりプロ(省庁・会社ら)が主導権を握ることに変わりありません。
それでは争った実が余りに無いので、
今後MIAUに代表される、
新たな立法措置への方法論構築・実践(平たく言えば、政治への関与実績)が
必要になってくるでしょう。

#もっとも、物理的・政治的にアナログ放送(=コピーフリー)を止められないまま、
一気に日本国内で、商業著作権の例外(私的複製)原則廃止に走った場合、
現代版の禁酒法
(かつて、アメリカ国内では宗教的動機を発端に、
アルコール類の販売を原則禁じていた時代がある。
結局、酒が闇社会を膨張させる結果に終わり、廃止された。)のようになるのかなと。

投稿: TS | 2007年12月24日 (月) 00時01分

>個人がMicrosoft相手に勝訴してしまえる

まだ争っている最中と報じられていますので、
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0708/10/news079.html
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20362048,00.htm

勝訴という表記は誤りであり、
「個人でもMicrosoft相手に十分渡り合える」と差し替えて、お読みください。

投稿: TS | 2007年12月24日 (月) 00時43分

保証金と補償金は私の変換ミスですね。ここでは補償金が正しいのかと思います。管理する人がいないとミュージシャン自身でやれないことはわかりますが、最初からそういう「大きなものに取り込まれて何も出来ない」という「利権を持つ誰かが儲かる仕組み」が出来上がっているのが、どうなの?って思う。そういう人達の必死さが、こういう記事などを見ていると、腹が立つし、ある意味可哀想だが、「必死だな」ということを全国民が見ています。

最近、著作権無視のファイルのダウンロードも違法とするべき、ということも話し合われているようですが、これも最初から「違法」と決まってるかのように感じます。

津田さんのコラムに「CDの売り上げが下がっても、もの凄く伸びた着うたがそれを補っており、しかもコストがかからず儲けが多い」「著作権の議論では、CDの売り上げが下がったのはネットでの違法ファイルのせいばかりを強調してるが、そういう部分は表に出さない。どれだけ損害を被ったかの具体的な数値で出さない」「だから着うたで稼ぐためにダウンロードも徹底的にとりしまりたい」という記事がMac Peapleにありました。なるほどねぇ。

投稿: 鬼八郎 | 2007年12月25日 (火) 17時30分

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