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2008年11月 6日 (木)

虹の女神 Rainbow Song

上野樹里さんの代表作のひとつ、虹の女神 Rainbow Song を見てきました。

Rainbowsong

ずいぶんと前にDVDは買ってあったのですが、どうしてもこの公式HPに記載されたストーリーと向きあう勇気が持てず、ずっと仕舞っておいたのですが、渋谷シネマヴェーラ(映画作家岩井俊二の全貌という企画のひとつとして)で上映されると知り、スクリーンでなら!と佐藤あおいに会う決心をしてでかけました。


冒頭からいきなりあおいの死で始まるのですが、父親が空港で妹に向かって「家族3人でお姉ちゃんのところに行くか!?」と叱咤するところで、現実に起きた悲しい出来事に自分も直面していきました。

お互いにわかりあい、一番近くにいて、好きなのに言葉にはだせずただ智也を見守るあおいと、好きということを認めずどこかかわそうとしていた智也。その二人の微妙な関係が長く続くはずもなく、智也をあきらめて夢のためにアメリカへ旅立つあおい・・・そして待っていたものは・・・

お葬式の後にあおいが残した自主制作の8mm「The End Of The World」を見ることになるのですが、もうイントロの瞬間で私も号泣。それまでたまっていたものがいっきにきてしまいました。

誰もが共感できる部分を多く持つ映画だということでしたが、私はまさに智也の気持ちがわかりすぎるような気がしてならなかった。あの微妙な関係というのは「楽」なんですよね。でも女性からするとたぶんそうはいかないだろうと思う。


この映画に出てくる役者さんは、いまもいろんな映画やドラマにひっぱりだこのすばらしい役者さんばかりです。しかし! やっぱり樹里さんですよー。まるで樹里さんのために作った映画なんじゃ?とさえ思える。

樹里さんは決してなんでも演じる器用な女優さんでもルックスで売ってる人でもない(だから「ドン尻ビリ子」でもファンも受け入れられる)と思う。しかし、映画だろうがドラマだろうがその「世界」に確かに存在する人間を演じられる、ただの登場人物ではなく、そこに「命」を吹き込むことができる杞憂な女優だ。佐藤あおいはリアル過ぎて、その痛すぎるほどの切なさがなんとも愛おしくてたまらなくなる。そしてその死はあまりに悲しい。


これを書いててちょっと思い出すだけでも泣けてきそうなので、ストーリーとか細かい感想がもう書けないです。

佐藤あおいという一人の女性がこれからもずっと私の心に残っていくと思います。


とりあえず、すぐに「Rainbow Song—虹の女神PHOTO BOOK」をao akua(アオ アクア) といっしょに注文しました。たぶんこれからDVDを見たり、特典映像とかも見ると思いますが、しばらくの間はこの喪失感みたいなものからずっと抜けられなさそうです。

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コメント

ついにあおいと正面から向き合われましたか。
そういう私も1日高崎2日渋谷と連続で鑑賞
してきました。
何度観てもエンドロールで泣かされます。
そして鬼八郎さんも感じている喪失感がまた。
でもけっして苦痛ではない、なんともいえない余韻として
まだ胸の奥で響いてます。
うん、スクリーンでまた観れてよかった。

投稿: りきいぬ | 2008年11月 6日 (木) 21時40分

http://p1.avi.jp/mtd0/これが私の好きなサイトです。一度行ってみてください。
今日見に行こうと思っていたらなんと天井から水漏れで急遽水道屋さんが来ることに。
折角の機会のがしてしまいました。また何処かで上映されるのを待っております。

投稿: すみこ | 2008年11月 6日 (木) 23時16分

しばらくは佐藤あおいを探し続けることになりそうな鬼八郎です。彼女のことがずっと胸の奥でひっかかっています。そういうのって今まで数年に一回だったんですが、樹里さんのファンになってから増えましたw

>りきいぬさん
私も市川崑物語を挿んで2回見たかった(6時間コースw)のですが、その後予定が入っていたのであきらめました。やっぱ映画はスクリーンに限ります。DVDでは味わうことの無い感動がいっぱいあります。

りきいぬさんのおっしゃるとおり、確かにあのエンドロールは感動ものです。物語が終わってからも、あそこまで美しかった。監督の想いが伝わるよう。テレビだとカットされるんだろうな、とか思ったり。逆に感動のあとにあそこでメイキングとか入れられてガッカリみたいな映画があったりしますよね。


>すみこさん
残念でしたね。映画館でこの中に誰か知ってるハンドルネームの人いないかな?と思ってたんですがw

オススメいただたサイトは随分前からブックマークしてありいますw ただ映画自体を見てなかったので全部は確認してませんでした。あまりネタバレで前情報を入れないようにしたいというのもありましたし。他の方の感想をいろいろ拝見できるのも楽しみです。みなさんすごく文章が上手だしw 私はどうも思ったことが文章化できなくて orz

でもこうして感動をたくさんの人とわかちあえるというのはいいものですね。これもまた樹里さんのおかげです(* ̄ー ̄*)


投稿: 鬼八郎 | 2008年11月 7日 (金) 00時41分

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