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2011年5月16日 (月)

JIN -仁- 第二期(完結編)第5回

吹越満さんの鬼気迫る迫真の演技と子役の子のおお粒の涙で大泣きさせられた第5話でしたが、原作厨からはちょっと不満が残る内容ではありました。


それにしても、このドラマ、ゲストさんの熱演がすごいですね。


(ここからは原作の超ネタばらしなのでドラマだけを楽しむ人は覚悟してください)

原作では12巻冒頭。
お初の手術で、お初が助かろうとすると仁が消えるタイムパラドックス。

お初が大きくなって嫁ぐ先は実は南方家で仁の先祖。しかし、それは仁が生まれた歴史とは違うものなので、仁の存在は矛盾となって消滅してしまう。仁がいるという歴史ではお初は(嫁に行く前に)亡くなるために嫁入りは無くなるわけで、別の先祖が現れて仁が産まれるのだ。

仁が消えてしまうことが影響したかどうかは不明だがお初はDICとなって出血が止まらず亡くなってしまた。

原作では、輸血が必要になるのだが、輸血できるものが咲以外おらず、咲が仁が「冷静に!」と止めるのも聞かずに直接お初へ輸血を続ける(恵姫のときの「輸血」の流れもあってのストーリー)という事態にまでなってしまう、仁はたとえ自分が消えてもお初の命は!という懸命な手術だったが、その甲斐もなくお初が亡くなることは仁と、咲にとってもショック。

「生きさせてあげられなくて…ごめんなさい…」

という咲が泣きながらかけるひと言で、ここは号泣度MAX。


その後、仁は大きくなったお初が幸せそうに赤ちゃんを抱いて何かを語りかけてくるお初の夢をみるのだが、実は咲も…

…というのは後のお志津の話まで待つことに。

ドラマで語られるかはわかりませんが、仁がこの世界にいるのなら、お初はもしかしたら別の世界にいて二度と会えないけどすぐ近くに幸せにいきているのではないか、と咲は語る。(パラレルワールド)

ああ、うまく説明できないな。正直、全20巻中一番泣けるところだ、ここは。
気になる方は12〜13巻あたりをご覧くださいませ。

ドラマでは時間の都合もあって、かなりあっさりと流されてしまって、竜馬暗殺事件以外では一番期待してたところだけに個人的には残念だった。特に咲がお初の死に対して特に感情を描かれることがなかったのがすごく惜しい。原作でも短いシーンだが、ヒトコマヒトコマ、セリフのひとつも大事で、そこが仁の魅力でもある。今夜も5分延長で大事に描いて欲しかったなぁw


先週あそこまで盛り上げといて、という期待度が200%くらいまであがっていたので、120%のできでは満足できなかったということかもしれないな(・ω・ )

龍馬の出番も少なかったしねw


そして、その後の吉十郎の物語。
ここは戻って9巻〜10巻あたり。

いわゆる「Quality of Life」ってやつがテーマか。

ほとんど原作どおりで、吹越満さん演じる吉十郎が凄かったとしかいいようがないのですが、なんと原作とは最後が違うのです。

ドラマ版のほうは舞台に立てずに舞台裏で最後の力を振り絞って息子に一世一代の演技をみせたが、原作では吉十郎は舞台上で奇跡を起こしてみせた。どちらも甲乙つけがたし。いい話であった。


咲がミスから結晶を発見してしまうのは原作通りw

さて、次は長崎か。

だんだんと盛り上がってくるね。

お志津の話は順番が違うがその後かな?(お志津出るってきいたけど)


それにしても…

なんども書くが、仁は悩みすぎw
イライラするもうw
仁がタイムスリップして江戸末期に来た意味なんていいじゃないか。たまたまだよw
哲学者じゃないんだから、目の前の患者を治せばよろし!
いつそこに気づくのだ?

原作の仁先生はあるときから前を見て医者として生きている。
ドラマの仁先生は前をみてるけど頭で考え込んで、咲が後押ししないと前へ進めないw
そこがまたドラマ版JINの魅力でもあるのか。

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コメント

>「生きさせてあげられなくて…ごめんなさい…」
私も原作のこの部分が一番好きなので・・残念でした。。
術後の河原のシーンでも、咲さんが冷静すぎるというか
お初ちゃんを助けることが出来ず、仁先生が消える所を
目撃したのにねぇ、、

ただその後の吹越満さんと与吉ちゃんのシーンは圧巻でした
「大和屋!」の声には予想していたのに号泣でしたw
川越編と吉三郎さんの回も原作とは順番かわってますし
咲さんが赤ん坊抱き上げるシーンは1話でながれています
ので森下マジックにきたいですw

投稿: KAZU | 2011年5月16日 (月) 22時20分

原作と変えてるというよりは描ききれない、と私は感じてるんですがどうでしょう。ホント、もっと時間をあげたいw ちなみに次回は5分延長らしいです。だったら今回も…と思わざるをえません。

吉十郎を舞台に立たせてあげたかったというツイートを多くみましたが、私もそう思います。それにしても歌舞伎のシーンは出ませんね。お金と時間がかかりすぎるという説もなんとなくわかる気がしてきました。


仁先生の原作との違いを書きましたが、だからいつも記憶に残る名台詞は仁先生じゃないのかなw逆に言われることが多かったりw
咲もかなり違うのは第一期から書いてますが、原作の咲は強い意思はあっても一歩引いて仁についていく女性、そういう時代の日本の女性というところをうまく描いてて私は大好き。ドラマ版はもう少し現代的というか。でもそこが強く支持されていると思います。だから扱いも主役級。

投稿: 鬼八郎 | 2011年5月16日 (月) 23時32分

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