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2011年6月27日 (月)

JIN -仁- 第二期(完結編)最終回

いやあ、まさに「そうきたかぁ〜」って感じで終わりました。

やっぱり、仁先生が写真から消えて龍馬さんだけになっていましたね…


感動の物語をありがとう!


もうオープニングに内野龍馬がチラッと映っただけでちょっと感傷的になってしまいました。

途中、栄様の母としての覚悟を見たときにもやられました。

ちょっと2時間SPということで、いっっぱい詰まっててもう何がなにやらわかりませぬ!って感じでまとまりません…


あの、咲と仁が最後に手を離した瞬間が何度も頭をよぎります。

「歴史に修正力」によって、記憶は薄くなって、やがて消えてしまう…


現代に戻った仁の言いようのない寂しさ。

誰にも話せず、誰にも分かってもらえず。

ただその思いを胸にしまっておくことの切なさをひしひしと感じました。


あれだけの功績を残したはずの仁でしたが、戻った世界では修正力によって存在は消されていました。

でも咲のかすかな記憶の中で手紙として
この世に残っていたんですね(つД`)。*゜。




さて、冷静になって原作との比較。

大筋は合ってるのですがドラマはかなり違っています。

まず、仁は、頭痛に悩まされることは度々あり、癌ということではないですが腫瘍のため症状は悪化していきます。

また、恭太郎は性格の設定が違っていますのでだいぶドラマ版は異なってるのですが、基本的にいいつけどおり仁先生の護衛です。そして友人の伊庭八郎の誘いを断って刀を置いてヨーロッパへ行く決心をします。(19巻)

そして最終20巻、仁は咲に結婚を申し込み、咲はそれを受けます。

しかし、その後、臨終の沖田総司を見舞おうとする仁たち三人を三隅の手のものが襲います。すでに刀を置いていた恭太郎は三隅の策略で持たされていた銃が暴発し指を失うも、敵の刀を奪って孤軍奮闘、鬼神のごとき活躍をしますが力尽き絶命…。さらに咲も仁をかばって銃で撃たれます。

咲が銃で撃たれるという場面を作るためにドラマでは恭太郎が戦に出るという場面が設けられたんだろうなぁ、と思いつつ、戦の最中に女の咲がのこのこと出かけていくというストーリーはちょっと残念ではありましたが、これで話は繋がりました。

咲が緑膿菌にかかって命に関わる状態になるのは原作通り。咲を必ず救うと誓う仁だったが、さらに三隅はホスミシンの小瓶を知ってると嘘を付き仁を誘い出す。待っていた覆面の侍に襲われる仁はそのときようやく自分を襲っているのが三隅だと気づく。

しかし、襲ってきた雇われ一味の中に身を落としてた東修介が仁の存在に気づき、三隅を裏切って仁を助ける。しかし、頭を切られ朦朧となった仁は龍馬の声に導かれて、再び時の扉を開ける…


という感じで、かなりドラマは違った形になていますが、大筋は近いものになっていますね。恭太郎が亡くなるのは残念です…

さて、現代に戻った仁ですが、なんとエンディングもドラマとは異なるんです。


現代に戻って手術を受けた仁は再び階段から落ちます。あのときのように。

しかし、幕末に戻った仁は手術を受けたほうの仁。幕末に戻れたのです。

では現代の仁はどうしたか。

階段から落ちた現代の仁はタイムスリップせず、急性硬膜下血腫の緊急手術を受け、同時に腫瘍を取り出します。

しかし、目が覚めた仁には幕末の記憶がしっかり残っているのです。

そして、自分が務めている病院が「仁友堂病院」であり、創立者は「橘仁」であるという事実を知ることになります。(咲と結婚し、橘の養子になった仁だったが子供は授からなかった。)

現代の仁はその後、龍馬の「四海兄弟」の言葉を胸に世界の医療過疎地に旅立つ。

そして帰国した仁は、野風の子孫であるパリ大学医学部のマリー・ルロンと出会うのです。


保険のお話はドラマオリジナル(医療費自己負担ゼロは芸が細かったw)。また野風はルロンとヨーロッパに旅立っているので子供を養子にというのもドラマオリジナル。当然橘病院もですね。

原作では以上のように、幕末で仁と咲は結ばれることになりましたが、まさかドラマではあんな切ない終わり方をするとは思っていませんでした。

これは泣ける(´;ω;`)

いや、でもどっちもいいなあw

原作では、そうなると同じ時間軸に仁が二人いるということになってしまうんですね。どうなんだろう、それはおかしなことなのか?


エンディングを替えたことで、どちらもかけがえのないものになった気がします。


それにしても、神ドラマ、まれに見る傑作だったと思います。

設定の勝利とも思えますが、それにしても素晴らしい!


ある集計では20代から50代まで「後世に残した名作ドラマ」で全世代で1位になってましたよ!

現代があるのは、過去に生きた人達の上で成り立ってるんだな、という思いです。

あの時代に生きた人たちに本当にあったような錯覚を起こしそうな。

なんだか死んだおばあさんやおじいさんのアルバムを広げてみたような不思議な気分でもありますねw
自分が生きてるのも先祖のおかげ。大切にしなきゃw

そして今、のほほんと暮らしてる自分は歴史を作ってるのかどうか…




ーーーーー(追記)ーーーーーーー

タイムトラベルについてあーだこーだと掘り下げるのはこのドラマにはふさわしくないと思ってるのだがちょっとだけ。

現代に戻った仁が同僚の医師にタイムスリップについて小説を書きたいからといって解説させていたが、あの内容はほぼ原作にあるものだった。そしてパラレルワールド説は、実は原作で咲がそれを話しているところがあったのを思い出した。

自分もこのブログで書いていたのだが、お初の死後に初が大人に成長して結婚して子を生む、というような夢を見た二人。きっと別にところで別のお初が生きていて幸せに暮らしている未来があるというような会話をしていた。

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