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2012年8月25日 (土)

The Roosterz KAMINARI

Kaminari


The Roosterz - KAMINARI

1. OH!MY GOD
2. CRIMINAL ROCK
3. CRAZY ROMANCE
4. PRECIOUS
5. WARM JETTY
6. BLUE NIGHT
7. GIRL
8. NO NO NO
9. SEARCHIN’
10. DARK CRISTAL


久しぶりに大好きなバンド/アルバムについて書こうと思う。


The Roosters
(バンド後期は末尾の「S」が「Z」になった)

毎度のことながら、このルースターズに興味があるひとには説明は不要だし、知らない人も下手な文章読むよりWikiを見たほうが早いし情報も多い。
それでも、やっぱり、好きなバンドについては自分なりに書いておきたいのだ。

だってブログなんだもの(´д`)


The Roostersは主に80年代に活動していた日本のロックバンド。
彼らのことを書いた記事には頭に「孤高の」という言葉を使うことが多かった気がするし、私も合ってると思う。

当時はバンドブームっぽい感じでBOOWYやレッドウォーリアーズ、レベッカ、バービーボーイズみたいなバンドがいくつも出てきて、ようやく日本の音楽シーンで「ロックバンド」的なものが定着した頃だったのではないか。私は日本の音楽は嫌いでほとんど聴いていなかったのだが、前に書いたThe Street SlidersとこのThe Roostersのおかげでまた日本のロックも聴くようになった。

しかし、結局聴き続けたのはこの2つにバンドだけだったな。それだけこのふたつは他とは違う「孤高」なんですよ。


The Roostersは、くくりで言うと「めんたいロック」という意味の分からないカテゴリーなんだが、ようするに博多を中心とする九州出身の当時のバンドはみんなこの括りだったらしい。音楽性を無視したひどい話のようにみえるが、それだけ凄いバンドが九州からたくさん出てきたということでもある。


バンド自体はメンバーの入れ替わりが激しく、解散まで残っていたオリジナルメンバーはギターの花田のみ。バンド初期は大江慎也というカリスマボーカリストを中心に池畑潤二のドラム、井上富雄ベースの「強力すぎる」リズム隊で、初期ストーンズを彷彿とするR&Bを高速に演奏するキレキレのバンドだった。

じょじょに音楽性は多様化し、当時のニューウェーブ的なサウンドへ変化するとともにギターの下山淳の参加、オリジナルメンバー池畑と井上の脱退、またキーボードも正式にメンバーにした時期もある。歌詞の面でも「狂気」をテーマとするかのようなものが出始めるのだが、ついにリーダーの大江慎也が体調不良で脱退するというバンド最大の危機。そして残ったギターの花田を中心に残ったメンバーだけで新生「Roosterz」として活動、途中ドラムとベースも入れ替え計4枚のアルバムを残して解散した。

ファンには初期が最高!というもの、名作「Φ(ファイ)」をのこした中期が最高!というもの、花田×下山のツインギターバンドとして復活した後期が最高!というものにたぶんわかれると思うが、ちなみに私は「全部最高」(ただし「ネオンボーイ」除く)派だw 分かる人はわかってくれるだろうw




バンドについてが長くなったってしまったが、アルバム「KAMNARI」について。

このアルバムは大江慎也脱退後、新生ルースターズの2枚目にあたる。

1枚目は「NEONBOY」なのだが、これが花田色が強いんだけど、それまでの路線をそのまま引き継いだような感じなのだが、そこから尖ったもの全部取り払ってしまってどうも甘ったるいサウンドだった。おれは嫌いだ。


「KAMINARI」は原点回帰のアルバム。
2本のギターがバチバチとやりあう、まさに「ソリッド」という言葉がぴったり当てはまるギターサウンド。

このアルバムを先に聴いた友人が「初期に戻った!早くきいてみろ!」と興奮して俺に電話してきたのを思い出すw

花田のボーカルは相変わらず「ギター弾きがちょっと歌ってみました」って感じで下手で、彼の書く詩にも共感するものはほとんどない(すみません)。
「俺はロックの犯罪者~♫」(2曲目「CRIMINAL ROCK」)って言われても意味わからん。聴いてるほうが恥ずかしいくらいだ。でも,まあ、歌詞はまったく重視しないし意味を理解しよとしない、ほとんど聞き流す自分には大きな影響はなしw


一曲目の「OH!MY GOD」からゴリゴリの骨太ロック。
当時、イントロ聞いたときから
「キタ━━( ´∀`)・ω・)・∀・)´_ゝ`)ノД`)・゚・。━━!!」
って震えたよね。

※アルバム曲はAmazonでも視聴可能みたい


このアルバムで特に秀逸なのが下山淳のギターだ。
個人的には日本で一番好きなギタリストといっていい。

それまでも個性的なプレイを聞かせてくれてたんだけど、このアルバムで一気に開花したような気がする。

彼のプレイは、それまので「ロックギターってこうだよね」とお決まりのスタイルにとらわれて無いところだと思う。ハードロックやメタルには様式美というスタイルともにこれがロックだみたいなお決まりのものがあるんだけど、彼の場合はもちろんそういったものは消化しつつ、ニューウェーブ的なものも取り込んでいる。まったく違うフレーズやリフが飛び出てくるのだ。だから新鮮ですごくカッコイイ。スライドプレイ、フィードバックをあやつり、トレモロアームを入れるセンスもいい。ディレイを駆使したりオクターバーやオートワウを使ったりエフェクトも個性的。

おそらくそれはクラプトンとかリッチー・ブラックモアとか、往年のギターヒーローではなく、ザッパとかトッドラングレンに影響を受けているせいではないだろうか、と勝手に想像している。


この後、バンドはもう1枚ヨーロッパで録音した「PASSENGER」を発表、さらにハードでヘヴィーなサウンドになっていくのについていけないベースとドラムが脱退し、さらにメンバーを入れ替えてラスト・アルバム「FOUR PIECES」という傑作を作ることになる。


他のアルバムを全部紹介したいところだが、今回はこのへんで。

初期のルースターズのアルバムは、録音やサウンドなど時代を感じさせるものも残念ながらあるが、今聞いてもやはりカッコイイ。しかし、これから聞こうとしたらもうベスト・アルバムくらしか聴く方法はないかもしれない。

当時の他のバンドと違って、ヒットチャートに登場するほどのブレイクも無かった。知る人ぞ知るというバンドだったかもしれない。でも、今でも私のように聴き続けるコアなファンが多いのも彼らの特長ではないか。「あったね、懐かしい」といってたまに聴かれる懐メロバンドではなく、現在もあのときのまま孤高のバンドとして存在し続けている。

(いや、実は本人たちもロックンロール・ジプシーズと云う名で昔のメンバーでときどき活動してたりするんだけどw)

あくまで私個人の見方だが、ルースターズはどこか洋楽好きが唯一認められるバンド、みたいなとこあったと思う。で、さらにルースターズのファンは自称「俺はわかってる」系のファンが多かったのではないだろうかw いや、悪く言うと自称ロック通というかね、売れ線は認めないみたいな(爆)。なんというか、このバンドは洋楽のメインストリートというよりオタク系というかね。そしてそこをくすぐるような部分が多いの(メンバーには失礼かw でもファンから「シンセ使うなって言ってくるんだけど、ウゼーよ!好きにやらせてもらうよ」的なことをインタビューで言ってたので、たぶんあたってるんじゃないかw)。彼らが何に影響されて作ってるかみたいなのもパクリじゃないけど見えやすい。すごく純粋な部分というか音楽に正直な部分で、それがまた彼らの魅力だったりするんだけどね。


【鬼八郎セレクション】
The ROOSTERS(Z)の残した至高の名曲

恋をしようよ
フール・フォー・ユー
どうしようもない恋の唄
ロージー
SITTING ON THE FENCE
DISSATISFACTION
FADE AWAY
Let's Rock
Case Of Insanity
ニュールンベルグでささやいて
C.M.C.
Get Everything
I’m Swayin’ In The Air
She Made Me Cry
Sad Song
Good Dreams
All Alone
Venus
OH! MY GOD
NO NO NO
PRECIOUS
SEARCHIN'
GUN CONTROL
再現出来ないジグソウ・パズル
鉄橋の下で
予言者

「Venus」のイントロは松田聖子の「P・R・E・S・E・N・T」と並ぶ日本の音楽史に並ぶ名作だと思う、マジで。


以下、ロックってかっこいいよね!っていう映像貼っておくよ(・∀・)

The Roosters - Dissatisfaction - Fade Away

The Roosters - 恋をしようよ

THE ROOSTERS - Dan Dan

The Roosters - Case Of Insanity (1981 Live)

The Roosterz - Venus


The Roosterz - 再現出来ないジグソウ・パズル

The Roosterz - OH! MY GOD

The Roosterz - NO NO NO

The Roosterz - PASSENGER

The Roosterz - C.M.C (1988)

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