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2016年4月29日 (金)

iTunes Match を9ヶ月使って(Google Play Musicロッカー機能も)

Itunematch

時代はすでにApple Musicなどの聴き放題系音楽ストリーミングサービスに移行しているのだが、その頃から使い始めたこのiTunes Mtach。

ざっくり言うと、手持ちのiTunesの音楽をAppleのサーバーに置く、ということになるのだが、iTunes Storeにある音楽とマッチングしたものはアップロードされず、Storeにある音楽が聞ける(ダウンロードもできる)というサービス。iTunes Mtachは、Mac/WindowsのiTunesとiOS(iPhone、iPad、iPod touch)のMUSICアプリで使用が可能だ。

と説明とかもう要らないか(;´∀`)

ようするに、手持ちの音楽をを保存してあるMac(俺の場合ね)だけではなく、他の機種でストリーミングで聞けるし、保存もできる。だから、例えばiPadなどで、音楽でファイル容量を食うことがほとんどないわけだ。クラウドに置いてあるからね。Wi-Fiがないと通信料がかかるのはこの手のサービスの共通の欠点。

サービスを開始したころは、古いレンタルCDなどから取り込んだ昔の曲でしかも128kbpsの低いビットレートのファイルが、(曲によっては最新の)256kbpsのiTunes Plusの曲に入れ替えることもできる太っ腹なサービスと話題を読んだ。実際それも可能だった。


文章が下手なので要点を箇条書きで。

【いいところ】
◎手持ちの曲をほぼ全部アップルのクラウドに預けることが可能。仮に自分のハードディスクなどから曲が無くなっても問題ないのでバックアップ要素もある。
◎マッチすれば、古い曲も、最新のリマスタリングのものに入れ替えることができる可能性がある。
◎マッチすれば、初期のMP3など、128kbpsなどの低いビットレートの曲を256kbpsにすることができる可能性がある。
◎つまりマッチすれば、とにかく音質アップが狙えるってこと。
◎サーバーからのストリーミングを使用すれば、手持ちの機種のiPhoneやiPadでストレージを消費しない。他の写真や動画、ゲームに容量を回せる。音楽中心ならストレージの小さなモデルでもイケる。
◎プレイリストやその他編集内容が他のMacやiPhoneなどのデバイスでも反映されるので同期などの作業は不要。これは大きい。
◎1年間で3980円なので、月々340円くらいで利用が可能。128GBの大容量のiPhoneなどの機種を買うことを考えるとお得といえる場合がある。

【悪いところ】
◎初期段階で意外とマッチングに時間がかかる(アップロード含む)。 サービス開始のときは混雑したのか何日もかかったというレビューも多かったが自分が始めた頃はけっこう早かったけど。
◎追加曲をマッチングさせるときにiTunesの動作が不安定になる。編集はほぼ不可能で、マッチング前に編集したものが元に戻ったり、アルバムが分割されるなど、結局後から修正が必要になる。
◎再生開始や曲チェンジで読み込むときのラグを感じることがある。
◎iTunes起動後に(自動アップデートをしてるせいか)iTunesのスクロールができない(1番上に戻される)時間がちょっとある。
◎マッチングの不安定は追加曲のときにマッチせず保留が延々と続くことがある。その場合は再起動したほうがいい。
◎マッチしてダウンロードした中で1曲だけDRMがかかった曲があった。(拡張子はm4aなのに。DRM付きは通常m4p)他でダウンロードしたものはDRMフリーなので、そのときたまたまバグってたのかもしれない)

ーーここから重要ーー
◎CD一枚からiTunesでリッピングして取り込んでいるのに、マッチする曲とマッチしない曲ができてしまうことがよくある。こうなるとマッチしない曲は何度やってもほぼマッチすることはない。精神上よくない(;´Д`)※以下のことにも通じるが

◎古い曲やCDは○○○○年リマスター盤だとか、バージョン違いなどたくさん存在するのだが、どれとマッチングしたかわからない。聴き比べてあきらかな差がないものが多く、ほぼ不明。音質の違いがわからない糞耳なのと同レベルで聞き分けて確認することが面倒なので放置。
◎上記の件は、その曲を「iTunes Storeで見る」にすると Storeで該当するものを表示できない(トップ画面になってしまう)曲が多数ある。おそらく日本で販売していないものか、販売終了とか?の可能性がある。
◎また、アルバム単位でマッチングしないで、バラバラになっている可能性もあるということ。これも聴き比べてもハッキリさせられるほど高度な耳を持ちあわせていないので、気分の問題と言われればそれまでだが、アルバムの中の1曲だけベスト盤とマッチしている、ってこともあるわけだ(その1曲だけ「iTunes Storeで見る」でベスト盤が表示されちゃうからね)

iTunesストアでは「Mastered for iTunes」のアルバムだが、マッチングしたものをダウンロードしてみると、「Mastered for iTunes」の曲とそうではではない曲が1枚のアルバム内にいくつも存在する。つまり他のマスタリングなどのバージョンの違うアルバムとマッチングしてしまった可能性もある。実際「iTunes Storeで見る」でみると、DLした曲自体「Mastered for iTunes」ではないのにStoreでは「Mastered for iTunes」のアルバムが表示されたり、別のベスト盤(「Mastered for iTunes」ではない)になったり、何も表示できずトップ画面になったりと、何がマッチしたのかハッキリしないので、そういうことが気になる性格の俺にはスッキリしないことが多い。もしかしたら表示に対するソフトの作りこみが甘いだけで、実はきっちりマッチングしてるのかもしれないが、それはそれで嫌な話だし、ちゃんと聞き分けられないんだったらどうでもいいだろと言われてもスッキリしないのはやっぱり嫌なのだ。

Mastereditunes

◎しかし、1番ヤバかったのはマッチングした曲が「モノラルバージョン」だったことがあったこと。60年代はモノラルは普通にあったので、今では逆にレアだ、とか当時の音はモノラルでマスタリングしているのでこちらが正解だとか諸説あるのは知ってるが、ステレオの曲をモノラルにしちゃいかんだろ、と。Macで聴くオリジナル音源はステレオなのに、iPhoneで聴くとやたら音が悪いな、と思って比べて発覚した。こういうのが他にもあるかもしれないと思うと…ね。


というわけで、まだ1年になっていないが、いったん自動更新はオフった。契約料とかないので、必要ならまた始めればいいんだしね。また、次は気が向いたらApple Musicを試してもいい。


Unnamed
同様のサービスで、Google Play Musicも開始している。Apple Music同様ストリーミングの「定額制音楽聴き放題サービス」(有料)がメインだが、最大5万曲までGoogleのクラウドサーバーに手持ちの曲をアップロードし、各種デバイスでストリーミング再生やダウンロードなどのサービスを無料で使える。

Androidだとデバイス内のファイルも当然読み込むので、Google Play MusicをXPERIAの音楽アプリとしてメインとして使ってもいいね。(iPhoneだと中の音楽は読み込まない。あくまでアプリ内で完結のようだ)


残念なのは、AACでエンコードしたすべての曲がアップロードした時に同等の品質のMP3に変換されてしまうこと、アップロード作業が何日もかかるほどiTunes Matchよりもはるかに遅かったこと。インスタントミックスはとても便利だが自分でプレイリストをちょっと作りにくいこと、Googleさんに何もかも情報を吸い上げられてるような気分になること。無料でここまでやってくれることを考えると文句は言えないけども(;´∀`)

MP3に変換される(元々MP3やAACで非可逆圧縮した音源だし、ほぼ聞き分けられないが理論上劣化があるであろう再エンコードは気分は良くない)とはいえ、オリジナルは自分の持ってる音源だから、iTunes Matchのような「これってどのバージョン?」という不安はない。

ブラウザベースでは使いにくいが、AndroidやiOS用アプリはなかなか使い勝手は悪く無い。機能は最小限なのでタイマー機能が無いのが痛い(別アプリ使う)。曲の音量を抑えてくれる機能が無いのも残念だが、XPERIAではソニーのMUSICアプリと連携してるらしく、Google Play Musicのイコライザー設定を開くとソニー純正のMUSICアプリのイコライザー画面がなぜか出るのでそちらが使える。ClearAudioとかDSEE HXとかソニーの技術のはずだからすぐソニーと関連してるのだろうとわかった(画面もGoogleのオレンジではなく、ソニーの画面と同じ青を基調と下画面に変わる)。iOSでは無理。

面白いのは、Google Play Music側ではMUSICアプリのプレイリスト(m3u)も読み込むし編集もできるのだが、MUSICアプリはMacのiTunesと同期させて作ったせいか、XPERIA上でプレイリストを編集できないので「新規」でプレイリストを作る必要が出てくる。iTunesと同期して作ったリストをデバイス側で編集できてしまうと後で同期が狂うからだろうか?よくわからないが、このあたりはiPhoneとiTunesとの同期と、XPERIAとMacとの連携に関する仕様の違いだと思われる。(XPERIAはWindowsのmoraが基本的に母艦だろうから)




ーーーー後日追記ーーーーー
Google Play Musicも、iTunesのフォルダからアップロードするとプレイリストがアップされ同期するはず(削除するとGoogle Play Music側も消えるらしいから)。しかし普段使ってるMacではエラーになってiTunesの曲をGoogle Play Music Managerを1曲もアップロードできなかったのだ。iTunesファイルを超小型USBメモリに入れているせいだろうか?そこで、別のMacBook Proを使ってみた。iTunesファイルは外付けHDDに置いてあるけど、これは成功した。どんな違いがあるのかよくわからない。
https://support.google.com/googleplay/answer/1075570?hl=j

Google castにも対応するので、自分の持ってるHT-NT3から再生できる。ただし、Z4自体に保存したものは再生できない、あくまでクラウドのものなのだろう。ダウンロードしたものを聴くにはBluetooth接続から聴くことになるので、ネットワークで再生したほうが音質的は有利なのだと思われる。(XPERIAのMUSICアプリもGoogle Castに対応してるのでそっちを利用すればできるから使い分けてもいいだろうね)また、Google Play MusicはAirPlayにも対応してるし、なんかめっちゃ便利そう。

AppleのAirPlayのネットワーク版というか、iTunesMatchとかホームシェアリングに似た機能のようだ。これは便利。DLNA再生はけっこう操作系が不便なのに、クラウドを意識しないで使えるので気に入った。これからけっこう使いそうだ。自宅で使うならこっちのほうがいい。

しかし、MacBook Proでアップロードできなかった件も含め、WEBブラウザで操作するGoogle Play Musicはどうも完成度が低くかなりガッカリした。Googleらしくないね。Managerで全曲アップロード終わってるのにWEBアプリではアップロード中と表示され続けて消せないし。曲は1000曲単位までしか一度に「完全に削除」もできない。曲やアーティストの表示デザインは正直、1000曲持ってない人向け?ってくらい練れてない。スマホアプリもまだまだ機能が少なく、ようやくタイマーつけましたという状態。便利なサービスだけに今後に期待だろう。
ーーーーここまでーーーーー


Amazonpm

現在はAmazonプライム会員向けのPrimeMusicを使用しているので「定額制音楽聴き放題サービス」ってこんな感じ、というのはなんとなくわかるが、PrimeMusicは曲数が少ないせいでイマイチ盛り上がらい(自分が)。曲が増えればいいのかというと、そうでもなくて、興味のある音楽は購入済みで、それ以外の音楽に興味を持ってないという自分の特性によるものだろう。広く深く、ではなく浅く狭くなのだ。だから不満というよりじゃっかん持て余す。

それでも、いろんなプレイリストを聞いてると、あ、この曲は○○の□△っていうのか!という、聞いたことあっていい曲だなと思ってもなんだかよくわからなかったという曲に出会える楽しみはあった。それがまた曲の購入に繋がるんだよね。


まあ、Apple、Google、Amazonは結果的にやることが全部同じなるってのはどうかと思うけどね。

それよりも、こうしてCDからネットからダウンロード、そしてついに「定額制音楽聴き放題サービス」が一般的になり、音楽がより身近になっていくというよりも使い捨てというか消費していくオマケみたいになっていくのを感じる。アルバムからシングル、そして聞き流すものという。いいのか悪いのかは別として時代で人間がそういうことを欲して変化していくのだから、異論を言うつもりもない。

が、自分が音楽を聴き始めた頃はまだレコードがあって、ステレオの前にじっと座り、ジャケットを隅々まで眺めながら、ライナーの解説を何度も読み、英語の歌詞と訳詞をずっと目で追いながら音楽を聴いていたことを思い出すと、以前はそのアルバムを深く、深く聴いていたものだな、と思う。それはCDになっても変わらなかった。感受性豊かな時期に聞いた音楽が1番心に残るものだと思うが、その時代にそうして聞いてたことで今でもストーンズやZEP、BOWIEをずっと聞いているんだなーと思う。

今はすべてが利便性のうえに変わってしまったけども、ね。
CD買ってもなかのライナー読まないし。iTunesに取り込んで終わりだから、結局CDも買わなくなってダウンロードになった。今度はストリーミングで聞き流すことになるのかも。

レコードとかさ、買ってみたけど、結局期待外れでも必死でいいとこ探しながら聞いてたよな(;´∀`)



2016.5.22 追記

自分の持ってる曲が全部MP3に変換されてクラウドにアップされるのでバージョンの違いとか心配しなくていい、というようなことを書いたが、どうやらGoogleもiTunes Matchのように、Googleの持ってる曲と照らしあわせてマッチすればそのバージョンを配信している(スキャン&マッチ型)、という記事をネットでみた。

開始した当初の記事ばかりヒットするのだが、そこでは「スキャン&マッチ型ではない」という解説ばかりだ。しかし、自分で検証している人のブログを見た。その後変わったのかもしれない。

[Android] Google Play Musicを低速回線で試してみる
http://blog.hogehoge.com/2015/11/200kbps-Google-Play-Music.html

残念なり。まあしょうがないか。こういうサービスでそこまで求めてはいけないんだろう。

マッチングを修正できるようだが、もうどれがどうなってるのかいちいち見てられないから…
(PCブラウザ版で曲のメニューが出てきて一番下側に「一致の誤りを修正」と出ていればScan&Matchされた曲。 これが出ていない場合は元ファイルをそのままアップロードしたものらしい)

バージョン違いで複数のアルバムがあるせいか、歯抜けになってるアルバムも多い。なぜアップロードされないのかわからない。信用ならない。曲数が多いと全部確認などしてる場合じゃないのでやっかいだ。困ったものだな、マジで。

あと、iTunesもそうだったが、勝手にアルバム画像を貼り付ける超ありがた迷惑なサービスは不要だからいますぐやめて元に戻してほしい。オムニバス盤などは完全に悲劇だ。画像を見るたびにガッカリして音楽を楽しむ気分にならない。


以上の問題を気にしなければ良くできたサービスだ。ChromeCastとかでテレビを使う予定はないが、AirPlay機能が無いスピーカーでもGoogle Cast Audioに対応したスピーカーがすでに家にあるからMacのChromeからも曲をワイヤレスで再生できる。ブラウザ(Chrome)をiTunesにしたと思えばいい。結局なんでもなんとなくやることが似てくる、そういうサービス。

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