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2016年5月30日 (月)

BOSE SoundLink Mini II Bluetooth Speaker (vs SRS-HG1)

Slinkminiii

そして…

いよいよ、ラスボス、いや小型ワイヤレススピーカーの絶対王者 "BOSE" の登場です。

って、買っちゃいました(;´∀`)

気になったらとことん買っちゃう悪い癖(;´∀`)

まあ、このサイズのスピーカーはこれで最後かな。
今後何か進化したものがあれば買い換えるけど、ひとまず欲しいと思うものは手に入れた。
(次はSRS-ZR7を…)


BOSEも私は付き合いは古いです。

特にかなり長い間AV用5.1chのサラウンド用スピーカーを使い続けてきました。PC用スピカーM3全盛の頃は音楽制作用のモニターを使っていたので手にしませんでしたけどね。
ワイヤレスヘッドホンも現行モデル2台とも使用中(インイヤーとオンイヤー)。
ワイヤレスじゃないオンイヤーヘッドホンとイヤホンもBOSE愛用してます。

で、そこまでBOSE愛用してるのになぜかずっとかわし続けてきたこの大ヒット商品。
やっぱ抑えておかないとね、と謎の理由づけで買ってみた。


Boss_mini2


さて。第一印象から。

まず本体裏のゴムが剥がれかかっていたので(´・ω・`)ガッカリ

これ剥がすものなの?

雑な作りだな〜とがっかりしたものの、はめ込めばまあ我慢できるかということでリカバリー。


ずっしり重い。

そして操作ボタンもかなり重い。電源ボタンも凹んでて重い上に押しづらい。かなり意識してグッと押さないといけない。特にポータブル時のことを意識した誤動作防止設計だと思うけど、操作は軽いほうが「快適」なんだよね、デスクトップ据え置き派としては。

本体でも充電できるのに、なぜ充電用ドックが必要なのかまったくよくわからない。本体との接触部分がなり雑な作りで、本体を少しのズレもなくしっかりと載せてあげないと接触部がずれてちゃんと充電にならいときがあるから注意だ。少し動かすと充電モードじゃなくなってしまう。初期不良とはいわないがハズレじゃないかと思うくらい。
ドックがなければあと5000円安いんじゃないかとケチくさい感想も言わせてもらう。このあと「あって良かった」と思う日が来るかもしれないが…。専用スタンド程度に考えておくよ。

他は特にいうこと無いかな。デザインは好みではないが不満でもない(ここが1番に買わなかった理由だ)。


さて肝心の音質。

大ヒット商品だけにいまさらレビューするのも恥ずかしいのだが(;´Д`)

さすがBOSE。

2015年のナンバーワンヒットだったとか店頭POPがあったけど、この小型ポータブルスピーカーのクラスでは値段が他機種の倍はして1番高いはずなのに(市場価格は2万円台後半)人気があるのは頷ける。

一聴して「いい音だ」と思わせるチューニング。ややドンシャリ寄りだがノリのいい音、これがBOSEだと思うし、好みの音だ。

ピュアオーディオマニアにはあまり認められることのないブランドだと認識しているが(すみません)、「音楽を楽しませる」という音作りはさすがだと思う。

ちょっと無難すぎるかなあって思うのはこの音作りの方向性がスタンダードだからかもしれない。

低音は「このサイズなのに凄い!」「さすがBOSE!」というネットのレビューでも評判だったが、こうして似たようなものを何機種も聞いて経験していると、他機種だって今はみんな頑張ってるので、低域の量に関しては正直言うと「こんなものか」という程度に感じた。はっきりいってとりたててソニーに較べて凄いことはない。低音好きではなかった自分でもそう思うくらいだから音質に関する慣れって凄いし、個人のレビューなんてアテにならないな…。
(;´Д`)

が、他と量を比べてるからであって、必要十分すぎる低音は健在。ただ低音を出しただけじゃない、低音がどれだけ出るかを競うものではなく「音作り」に必要なわけで、土台を支えるこの感じがあってこそ「楽しめる音」なんでしょう。低域は出ているけどタイトで心地いい。

一定の音域が苦手で出てこないところがあるのはこのサイズのスピーカーではよくある感じで、曲によっては美味しいベース音が引っ込むこともあるが、総じて良好だと思う。特に音量が小さくても低域がちゃんと出てるのもいい。

シンバルも埋もれずきちんとシャンシャン鳴っている。サイズのわりに「広がり感」も一応ある。

中域から高域の抜けもいい。しかし曲によってはちょっと高域は刺さる感じはあるね。濁りというか、シャリシャリというよりジャリジャリに近い。

また、残念ながら「上下」への向きは欠点で、デスクトップに置いたときに音が籠もり気味になる。高域はどうしても直進して出てくるからだろう。スピーカー面を顔の正面に向けたときよりその高域が減ったような音になる。もっと鳴らし込むと変わってくるのかもしれないけども。高めの位置に置くか、斜め上を向けるか工夫するといいのかな。

コーデックに関しては公式な情報が何もないので標準的なSBCだと思われる。AppleのBeats買収前は仲が良かったのでAACくらい対応しているのかも?と思ったことはあったが、ヘッドホンのところにも書いたが、巷の情報では基本的にSBC接続であとは独自のエンハンス処理などしてBOSE基準の音作りをしていると言われている。どっちにしろBOSEに関しては「コーデック」は重要な要素ではないのだろう。そんな細かい技術とか仕様とか気にしてないでまずは音を聴いてくれと、そういうスタンスだと思う。


で、愛用中のSRS-HG1と比べたのだけども。

同じ曲を交互にかけてみて、自分で独自にイコライジングして聞いていた音にBOSEがかなり近くて、自分でもビックリ!

ソニーはがんばって好みに近づけた音だったが、BOSEは最初からそういう音でできてるスピーカーっていうね(;´∀`) 最初からこっちでいいじゃんってなって、もうなんかアレなw

ソニーSRS-HG1はこのサイズなのに真面目に作りましたって音がしている。ハイレゾ対応ということはそういうだと思うけど。じゃっかん広がり感に欠けて地味な音だが中域がきちんと出るので暖かみがある。高域も刺さらなく程よい。ネットでは高域が良いと定評があるようだが、個人的にはこの中域の良さが売りだと思う。これを聞いたあとにBOSEにチェンジするとどの曲も一瞬薄っぺらくかんじるほどだ。

(前作SRS-X33はDSPの音作りが効き過ぎる面があって強いドンシャリだったのと比べると全く別の音がするからオーディオって面白い。X33はBOSEを意識しすぎだったのかもしれないな、と振り返ってみて思う。)

SRS-HG1のEXTRA BASSをオンにするともう低音ブリブリでBOSEを超えてズドンズドンくる。しかし、その重低音とその上の低域との間の音が抜けるように感じられる(それだけ目立つ)のが嫌でEXTRA BASS機能を使ってなかったのだけどね。このあたりは上記で書いたようにBOSEでも曲によってはみられるがよりナチュラルにチューニングしてあると思う。

低音の出方に関しては
HG1(EXTRABASS)> BOSE > HG1(イコライジング)だが
視聴した感じの低域の好みは
BOSE > HG1(イコライジング)> HG1(EXTRABASS)だった。

中域は圧倒的に
HG1 > BOSE
となる。聴き疲れしない真面目な音だ。

(ちなみにデザインの好みは HG1 > FLIP3 > BOSE )

高域はどちらも十分でどっちということもないかな。BOSEのほうが多少シャリっとした感じはある。それで、なんども書くが置き場に左右されるところが大きいのがソニーのHG1。デスクトップの手元に置くと篭って聞こえる。耳の高さにするか1m以上離してセットするのがベストだろう。こいうときネットワーク機能が役立つ。反対にBOSEは逆に手元にあったほうがバランスがいいように思える。

JAZZなんか聴くと実はどっちのスピーカーよりもドンシャリなSRS-X33がマッチして好みだから不思議ですよ。ベースの音抜けとか、ブラシのシャッシャッって音が気持ちいいのですよ。


第一印象は以上。クラシックロック中心に聴いての感想です。
(SRS-HG1はXBASSオフ時は好みにイコライジング済み)

ひとつだけ加えると。

SRS-HG1はソース(曲)の色がそのまま出る。音質が悪いと悪いまま。
BOSEのほうはどんな曲もBOSE色になっちゃう感じ。なんかもう全部BOSEの音になる。

HG1だと録音のいい曲を探してかけちゃう。
録音の悪い曲だとBOSEに切り替えたりする(;´∀`)


書き始めにも書いたけど、小型ポータブルのワイヤレススピーカーは多分、多分ね、いったん終了。

他に興味のあるものが無いのと、あと小型ならではの限界というか。多分ここまでだよねって壁も感じた。何よりこれ以上あっても使い道が無い(;´Д`)

BOSEにしろSONYにしろ、上位機種というものがあって、そのほうが当然サイズも大きいしお金かけて作ってる分正直に音に出る。もっといい音で聞きたければちょっと大きくて高いけど上位機種を買えばいい。

だけどそうなるとまた1段高いところとの差があるわけで、自分には今SRS-X9があって、もう上はあるんでミッドレンジはあまり欲しくならないのはそこだろうなあ。置き場も考えるとね。

HG1なんかはX9に似たようなサウンドは出せるけど、所詮傾向が似てるってだけでまったく超えられない壁だ。

だけど、小型なのに!っていう部分と、小型だからいろいろ楽しめるとかっていうミッドレンジにはない魅力がいっぱいあるよね。だから自分もこのサイズでっていっぱい買っちゃったよ(;´∀`)

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ドンシャリながらインパクトある音質、安定の低音で腰の座った楽しませるサウンドのBOSE。
USB-DACとGoogle Cast、LDACに、EQ,XBASSと多機能、高域〜中域の豊かさでSONY SRS-HG1。
こんな感じです。どれもいいね。(ΦωΦ)b

Blutothspkr


個人的な好みではSRS-HG1かなあ。BOSEの記事中に書くのもなんだが(;´∀`)
置き場がピタッと決まったらいい音がするんだよね。中域はやっぱり心地良いし、EQでローもちゃんと補った。

結果1番再生時間が長いし「音楽を聞こう」と思ったらだいたいつないでいるよ。Google Castなどのネットワーク機能があるので、操作はスマホ側オンリー、本体はパワーボタンすらまったく操作しないということで便利なせいもあるね。
BOSEはBGMでは最強かな。ただ音楽と向き合って聞こうとするとだんだんつらくなる。


BOSEに限らず、今後気になったこと、気づいたことがあればどんどん書き足す。

※ちなみに、iPhoneのBluetooth接続でも、再生を止めるとバッテリーで使用中は30分で自動的に電源オフになる。(自動電源オフ機能を停止することもできる)

ソニーのスピーカーは電話と音楽を別機種で対応可能なんて多機能なことしてるせいが原因なのかわからないが、iPhoneのオートオフ未対応については考えなおして対応して欲しいね。iPhone側の仕様のせいとか言わずね(この件、しつこく書くけども、これさえ出来てれば完璧に近かった…)。

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コメント

はじめまして。
srs-hg1を購入したものです。
検討の際には参考にさせていただきました。ありがとうございました。

一つお聞きしたいのですが、BOSEのsoundlink miniの音質に近いsrs-hg1のイコライザの設定を教えていただけないでしょうか。

よろしくお願いします。

投稿: ようちん | 2016年10月16日 (日) 12時44分

こんにちは。
フラットな状態だとソニーはバランスが良く綺麗だけどちょっとおとなしい音がすると思います。私はどちらかというとロックを聞くときはドンシャリが好みなんでちょっとそういうセッティングしています。(EXTRA BASSは自分にはローが強すぎる)。BOSEの方はドンシャリでやっぱりローは強いんだけどそれと同時に高域がかなり強めなところがあるので、HG1の場合も思いっきりドンシャリに振ってあげれば似た感じにはなると思います。5BANDしかないし、元の音の傾向が違うので「全然違うだろ!」って多くの人に怒られそうですが(;´Д`)似てるというより、音の傾向が好みに合うということかな。

投稿: 鬼八郎 | 2016年10月23日 (日) 01時49分

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