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2016年7月30日 (土)

JBL Pebblesをワイヤレススピーカーと比べる

Pebbew

ネットで大絶賛、超ベストセラーらしいデスクトップ用USBアクティブスピーカー、このJBL Pebblesを導入してみた。

大ヒット作で発売から2年くらい?たってるので今更レビューするのもお恥ずかしいのだが、実際USBアクティブスピーカーと、Bluetoothスピーカーとどのくらい音の差があるのか確認するのに、この「お小遣いで買える」スピーカーを選んだ。

1万円台、2万円台にはもっといっぱいいいスピーカーもあるんだろうけど、安い、そして評判がいいから選んだのだ。VGPでもずっと3万以下で金賞を取り続けるのは伊達じゃないだろう(たぶん)。

というわけで、主にBluetoothスピーカーの比較ということで。


まず、最初の一聴してその音の良さにビックリ。
そして顔がニヤける(;´∀`)

音は良いだろうということであらかじめ心の準備はしていたが、そこはまだどこかに「5000円台で買えるスピーカー」という意識があったかもしれない。

○○円とは思えないという言葉はあまり好きではないが、これはまさにそうだ。

音的にいえば、高域の「シャリ」は強めだが、低域が「ドン」というよりは「ボン」という感じか。高域は線が細く、低域はちょっと軽め。低域に関してはリアのバスレフのみらしいし、この筐体だから無理はないだろう。

ある意味「JBL」のイメージどおりの音で、時計付きBluetoothスピーカーの「Horizon」のスピーカーを2つ左右に離してステレオイメージを広げたらこんな音なんじゃないかという。小型アクティブとしてキャラは共通してるように思う。

高域のヌケがいい。奥まったり篭ったりというものがない。もっと上位のいいスピーカーに比べると高域あたりにクセがあり、かなり強調したピーク部分があって、これ以上シャリつくと耳障りだろうという一歩手前。そういう音作りなのだろう、DSPはかなり効いてると思うがそこもギリギリのところだ。好みによって意見は分かれそう。

ヌケがいいので音の情報量もかなり多く感じる。定位感がしっかりしてるのもあってかスピーカーでは聞き取りにくい(再生されにくい)音もマスクされずちゃんと耳に届く印象だ。が、ネットで見たレビューで言われるほどの定位感にシャープさは感じなかったが、これは期待しすぎもあっただろう。まったく目くじら立てることでもなく不満はないし心地よい。サウンド全体に軽めだが全体にバランスがいいスピーカーだと思う。

てかデスクトップで音楽を楽しむのにこれ以上要る?って正直思った。オーディオ再生に深い拘りとか音楽制作で使う人は1台何万もする名機を使ってもらうとして、そうとない人であれば6000円でかなり幸せになれると思う。

これは売れるのもうなずける。自分も気に入った。

※ただしこのユニークなデザインで納得できれば…です。


じゃあ、同じJBL FLIP3と比べたらどうなのか?
有線とポータブルでワイヤレスという違いはあるが、単純に音で較べてみる。

Jblflip3xyr2

家にはFLIP3が2台あるのでステレオモードで比べることができる。


これは、1/4の価格で買えるPebblesの圧勝だ。
USB転送とBluetoothワイヤレスという仕様の差より以前の問題で音に決定的に差がある。

FLIP3だけで聞けばこれも高域は綺麗に感じたが、Pebblesと比べたら全然ものたりなく感じる。防滴仕様のせいだろうか、少しヌケがわるく感じる。聞こえる情報量も少ない。

低域はFLIP3ががんばっている。パッシブラジエーターのおかげだろう。

しかし、FLIP3の中域のクセが見えてきて、この点でだいぶ評価が下がる。フラットな感じではなく独特のピーク感が中域にあり、トータルでもどこか無理に引き出してる感、レンジの狭さが出てしまう。単体で聴いていたときはそこまで思うことはほとんどない。FLIP3の音作りには欠かせない部分なのかもしれないね。

しかし、実はFLIP3(ステレオモード)で勝る部分は音の広がり感だ。左右の出力にわずかなズレ(ラグ)があるのかないのか、広がりがめっちゃ広く感じる。左右の幅が同じなのにステレオイメージが広く、それが気持ちよさに繋がる。

PebblesもFLIP3も使用目的があきらかに異なるスピーカーなので、音の面以外も考慮するとどっちが上とか下でもなくどっちもありなのだが、比較できて良かった。


次にBOSE SoundLink Mini II と比較してみた。

Slinkminiii2

Pebblesは高域から中低域とバランスはいいけど、低域好きには物足りないところがあるし、全体に音が軽い。BOSEは当然音の広がりも無いが、とにかく重低音が支えてくれるドッシリした安定感が魅力。中域は抜けているが聞きやすい。

単純に音質で比べるとPebblesを推したいところだが、まあ、キャラが違いすぎるんでなんというか…ね。好きか嫌いかでいうとどっちも好きだw これは今どっちで聞きたい気分か、どっちで聞きたい曲かで使い分けるのも楽しいかな。


最後に、私が今一番気に入ってて毎日使う SONY SRS-HG1を2台使ったワイヤレスステレオモードとの比較だ。

Srshg1_r2

2個買うと桁が違って10倍近くするわけで、HG1が負けたらどうしよう(;´Д`)っていうのがあったが、それは杞憂でした。

でも、けっこういい勝負だ。

Pebblesは、ずっと書いているが高音質だが軽いっていうのが特長であり、自分にとっては物足りない部分。正直な言葉で言い換えると『軽い=価格なり』。アコースティック・ギターの音が、線が細くカリカリの安い音になって聞こえる。中高域にへんなクセがあって硬い感じなんだけど軽い「プラスチックが鳴ってる」感が目立つ…。5000円でできる限界が見えてくる。

対してSRS-HG1はあのサイズにして、高域から中域、低域までバランスがよく、音の情報量も多い。ソニーがまじめに作った感じが出てる。そして、最大の差は音の強さというか濃さ。中域の厚みと低域の太さだ。これにはさすがにPebblesもかなわない。アコギの音のキラキラ感に太さが追加される、女性ボーカルの声の艶、ベースの唸り、キックの音圧感の差は如何ともし難い。低域の太さには個体の作り込みはもちろんデュアル・パッシブラジエーターの影響が出ているのだろう。コストの差だ。

変な表現だが、いい音っていうのは聴いてて気持ちがいいものだ。

どっちが気持ちいいですか?ってなったら、自分はSRS-HG1のほうが断然上だった。

SRS-HG1はネットでは高域の良さを褒めるレビューを見るが、個人的には高域〜中域あたりの艶と豊かさが気持ちいいのでついつい使っちゃう。低域も申し分ない。SRS-HG1は豊かな鳴り方がずーっと聞いていられるのだ。

対してPebblesのほうは全体にジャカジャカした音になる。最初聞き出す時の情報量の多さとそれにともなって狭いながらも音声がふわっと広がるので「おお!」というインパクトはいいんだけど、高域が硬くて長く聴くと疲れるというか耳につくのでもういいや、と思ってしまう音だ。音楽に向き合うというより小音量で気楽に聞く程度がベストだろう。USB給電だけで動かすんだからそれで十分だしそもそもそういうスピーカーなんだけど、もっと求めてしまうというのはそれだけこのモデルの出来が良いのだけど。

それにしても、何度もいうがこれで5,250円(本日のAmazon最安値)だからPebbles凄い。


さて、どうやって使おうか。

MacBook Proにこのまま繋ぐのもいいんだけど、AirMac Express経由でAirPlayのワイヤレスで使うのもいいと思うんだよね。USB電源で動くので、手の届くところにおかなくても、別に24時間電源入れっぱなしで大した消費電力でもないだろうし、AirPlayなら手軽につなげていいと思う。アナログ接続なので音質としてはマイナスだが手軽さ優先でね。


下は、試聴テスト後に写真用に中央に寄せて撮影しておいた画像。
正直言うとこういうスタイル、普段聴いてた音が超グレードアっプするので動画も今まで見たときとは感動が違うんだけど、こういう置き方、ディスプレイの横にスピーカー2つっていう使い方や見た目が今1番嫌いで(私も以前はやってましたよ)したくないっていう面倒くさいコダワリが自分にはあって。(;´Д`)
(10年前ならやってたけども)
Mcbkpb

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