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2016年12月11日 (日)

BOSE Solo 5 TV sound system

Bose_solo_5_tv_2

Bose_solo_5_tv_1

自宅のテレビの音声用に BOSE Solo 5 TV sound system を導入してみた。

以前は SONY HT-NT3 を使用していたのだが、家の事情で手放し、またテレビも変わったのでしばらくはAVシステムは使用していなかった。

というのも当初は意外にもそのテレビ自体の音に「まあまあいけるじゃん」と満足とは言わないまでも使えるな!と思ったからだ。

しかし、使ってるうちにどうしても声質が軽すぎること、音が引っ込み気味(下に向けて出てるからね)で我慢できなくなってきたので何かしらのテレビ用スピーカーの再検討を始めた。

当初は、またOlasonicでもいいかなと思ったんだけど、不満があって手放したことを繰り返すのもどうなのかなと思って候補から外れた。

そういえば、手元にはJBLのPebblesがあったのでテレビにつないでみた。(アナログ接続、USBは電源アダプターを使って給電)

結果、悪くはないが良くもない。
音質でもいい面、悪い面がある。

常にUSBで給電しているのは毎回テレビをみるたびにスイッチを入れるのはスマートでなく面倒すぎる。だからといってずっと電源入れっぱなしなのは、省電力なので電気料的にOKであっても気持ち的に良くない。

Pebblesをテレビで使うときの1番の問題は「音の軽さと耳につく高域」だった。

とても解像感が高く高域が出過ぎる傾向のPebblesはテレビ視聴用に使うと、その解像度の高さからBGMが綺麗で聞き取りやすかったり、こんな音入っていたんだとはっきりわかる。いいAV装置で聞いてる感じだ。しかし、その半面、中域が弱くそれでいて硬くなるクセがあるので声に厚みがなくセリフが耳につく。聞きやすいのだがやや刺々しい。解像感の高さが活きていない。そして従来の音質でもある全体の軽さがAV的ではないのだ。

AV的というのは、やはりどっしりとした低域の支えと中域のハリと抜けの良さでセリフがはっきり聞きやすいというのがあると思っているが、この点で物足りない。オーディオ系とAV系の違いを感じた。


1番の理想はHT-NT3の上位のHT-NT5だった。

手元にはSRS-HG1が2台あるので、ワイヤレス・サラウンドシステムも今なら構築できる。

しかし、そこまで今月は予算が無かった(;´Д`)

テレビ台のスペースもNT3でギリギリだったのに、NT5は奥行きがあり載せきれない。
残念だが今回は我慢した…。

(でもあきらめていない。2017年に魅力的な後継機出ないかな?と待っている!!)

HT-XT2などのベース(台座)タイプも考えたのだが、今よりテレビが高くなって欲しくないというのもあって断念…。


というわけで長くなったが、手頃に買えて、手頃に使えそうなものとして白羽の矢が立ったのがこのBOSEだ。

と、私が検討していうちに、BOSE社が売れ行き悪かったのか?(;´∀`) 急にネットでのレビューが増えだした。どうやら販促策として各方面のネットレビューをする人に提供したようだ。

国内の有名なガジェット系YouTuber、価格コム、Amazonレビューなどで今月に入って大量のレビューが溢れ出した。

天邪鬼な俺はこうなると「なんだか、乗せられるようだ嫌だなー」と思いつつそういうのはできるだけ見ないようにして(;´∀`) とりあえず買ってみた。


結果は、とりあえずで買っちゃいけないよってことだ(;´Д`)

ちゃんと下調べしていろんなケースを十分に考慮してね。


とりあず、音質について。

音はまあまあ、びっくりするほどのものではない。
テレビの音よりは良くなったが、以前使用したHT-NT3に比べたらハッキリ言って「こんなもんか」というレベル。値段差を考えると仕方が無いといえばそれまでだが、けっこう期待値はあったので、より上のレベルを知ってる人間としてはガッカリ。

低域はBOSEのイメージほどそんなに凄くない。普通だ。
BluetoothのSoundLink Mini II みたいな強力なドンシャリ感はない。
そういうのを実は期待していたんだけど、あくまでテレビ用、声が聞きやすいを重視すると中域あたりを聞きやすくしたほうがいいのだろう。

音に厚みがあって、家のテレビの音は確実にグレードアップ。
ただし、今まで聞こえなかった音が聞こえる、BGMが聞き取りやすかったりなどの改善はほぼゼロ。重要な効果音やBGMなどがセリフとは別にわかりやすくなるというような出来の良いAVシステムなら得られるようなプラスの感動はない。
ホームシアターやスポーツ観戦などのAV目的より、あくまでテレビの音質アップ用だと思われる。

音楽を聴いたときは、SoundLink Mini IIよりも耳あたりが良く聞きやすい。
高域はやや弱い、というか大人しい。不足してるわけではないが好みの話をするとちょっと物足りないかな。SoundLink Mini IIのような強めのシャリシャリ感がないだけのことだ。
同じようにSoundLink Mini IIにはどこか振り絞って音を出力してる感(言葉が難しい)があるんだけど、それに比べサウンドに余裕がある。
聴感上の高域から低域のレンジはSoundLink Mini IIのうほうが広く感じられるがどこか作為的(強いDSP感)、Solo 5のほうはレンジは狭く感じられる。
轟くような重低音もないが全体には中〜低域の音が基本かな。

インイヤータイプのBOSEイヤホンをお持ちの人はイメージしやすい音じゃないだろうか。これもまさにBOSEの音ってことかな。

不思議と、SoundLink Mini IIよりはソニーのSRS-HG1のClearaudio+のときの音に似ている。
(それよりも低域はちょっと強いけど)

横長ボディーなのに2つのスピーカーユニットは中央にあるのでステレオイメージとかはないし各楽器の定位感もない。ただ、スピーカーユニットは外向けにしてあるのでけっこう広がり感はある。聞くポジションをセンターからずれても問題ないのはもちろん、前でノートPCを広げても邪魔になってるように聞こえないのはさすがだ。
しかし、全体には団子感というかひとまとまりで解像感には乏しい。


良かった点。

まあまあ安い。
BOSE製品って垢抜けないユニークなデザインが多いのだが本体がシンプルでコンパクトなのがいい。
ソニーも、サブウーファーの要らないバータイプのSRS-X99を作って欲しい。それならすぐ買う。
光デジタル接続のせいか遅延が無い。(テレビの音と同時に慣らしてもまったくズレない)
テレビとBluetoothと切り替えたときに極端な音量差がなかった。(再生側にもよるが、普段の自分の使い方で)


気に入らない点

リモコンは20世紀かな?ってくらいダサく、マルチ機能のためボタンが多すぎる。
以下、HDMIじゃないのが痛すぎる。
リモコンでなんとか複数の機器を使えるようにする(電源オンとか操作とか)というのは時代遅れ。まったく使いづらい。
テレビのリモコンでのボリューム操作が連動しないのも自分には使いづらい。BOSE的にはBOSEのリモコンだけで全部できるようにしたつもりだろうが、そうはいかないんです。

設定情報を表すディスプレイがないので2つのランプの色と点滅だけで操作、設定するのがもうメッチャわかりづらくてストレス。
ボリュームの情報(レベル)も本体に表示しないし、もちろんテレビにも表示されないから今どのくらいなのかの目安がない。ボリュームレベルを数値化、メーター化したものを20年以上使ってきただけにこれはやりづらい。
耳だけが頼りだ。


困ったこと。

これが1番のマイナス点なのだが、うちのテレビのリモコン受信部は画面に下の中央の部分にあったらしく、このスピーカーをテレビの前のベスポジに置くとリモコンからの信号を遮ってしまう。(スルーして後ろのテレビに送る便利機能はない)
普段使っていたときよりもかなり高い位置にリモコンを手でもって操作しないと反応しない。
これが困った(´・ω・`)

液晶テレビは受光部が画面下の中央かか左下あたりが普通だと思われるが、最近のテレビは一般的にスタンドは低めのデザインが特に多い(バータイプスピーカーも薄型化してきている)。受光部が中央の人はリモコンの電波を後ろに伝える機能がないので一応注意したほうがいい。


結論。

悪くはないが、良くもない。
不便が増えた。
総合で満足度は10点満点でいうと4くらいか。

これはテレビのスピーカー改善用であって、AV(オーディオ・ヴィジュアル)を本格的に楽しむものではなかった。ちょっとだけ期待してしまったが、考えてみれば名前といい値段といい、まあそうだろうな。テレビの内蔵スピーカーの音がこのくらいの音なら不満はないよね、という製品なんだ。

もちろん、私が書いた悪い点、困ったことをクリアできる人にはけっこう満足いくものだと思う。

自分は逆にHDMI接続のリンク機能のありがたさが身にしみた。

そして、テレビを置く場所をなんとかして、HT-NT5買っておけば良かったと後悔した… 





------------------《追記;2016-12-17》-------------------


テレビの前に置くとリモコンの受光部を遮るので、インシュレーターのようなものを下に入れることで隙間を作ったのが成功だった。

低いテーブルの上に置いたTVリモコン(手に持たず)からテレビを操作できるようになった。

見た目はあまりよろしくないが(;´Д`)


しかし、本体のリモコンは底が丸くなっていて「手に持つ」ことが前提のデザインになっているので、テーブルの上に置いたままボタンを押すという使い方がとてもやりづらい(コロコロしてるから)ので、結局テレビリモコンは片付けることができなくて両方必要になる始末。

いろんなものを設定してリモコンにできますよ、というリモコンをこれまで何個も使ってきたが満足できた試しがない。メーカーの人は自分で満足できているのか聞いてみたい。

サウンドも可もなく不可もなし。BGM程度にはまあまあいいかな。
テレビの音はグレードアップしたが、HT-NT3の足元にも及ばないクオリティだ。(比較するのもどうかと思うが)。

もっとステレオイメージを広げる感じでオーディオに特化したもの(SoundLink Mini IIが2つ並んでるような音というか)があったら面白いのになーと思う。

BOSEはそういうこと興味無いんだよね。謎のBOSE理論推し。

またリモコンの話しに戻るが、Bluetoothを選択するボタンが独立してるのがとても使いやすい。

テレビのときもHT-NT3のときも書いたような記憶があるが、機器のたくさんある入力を切替するのをダイレクトボタンを並べないで2つのボタン(上下または左右)で順々にセレクトしていくやり方ほど面倒くさいことはない。

(例)
ソニーテレビとか
[入力切替ボタン」押す→上下のボタンで順々に入力ソースをポチポチと「Blurtooth」になるまで押して選択していく。
(音場のセレクトも同様で面倒)

BOSEのリモコン
「Blurtooth」のボタンを押す。(終わり。ペアリング機器とつながる)


HDMIなら再生機器側で切り替わるが、Blutoothはそうはいかない。

ダイレクトボタン1発はとにかく使いやすいのだ。

総合で満足度は10点満点でいうと6に上がった。

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